海老です。
高校受験や大学受験の際に、過去問を使って入学試験の傾向を把握して試験勉強をした方も多いと思います。
実は転職もこれと一緒で、採用されるために知っておくべきポイントがあります。
社長・経営者のことを知る努力をしろ
中小企業の社長とはどんな存在でどう付き合ったらいいと思いますか?
もしかして、転職を考えていらっしゃる方は「わがままでケチ。社員の提案には耳を貸さない」という良くないイメージをお持ちではありませんか?
社長についてブログで書くということは、社長である私自身を考えずには書けません。まだまだ道半ばどころか問題だらけの自分を差し置いて書くことには抵抗はあり、今まであまり書きませんでした。
前置きはさておき、意を決して中小企業の社長について書いてみようと思います。
先日、このような記事を書きました。

今後No.2として、後継社長候補、また脇を固める幹部として活躍していただくためにも、ぜひ中小企業の社長の実態を知っていただかなければなりません。
創業社長の会社に転職するとしましょう
創業社長は、その会社の生い立ちから発展までをほぼ一人の才覚で作り上げて来ました。
創業者の苦労はまた格別で、誰もが踊り場や崩壊の危機を経験して回復させています。
一人一人に小説以上のドラマが存在します。
最近知り合った二人の社長
いずれも創業者です。
- 売上のために町中歩いて表札を売り歩いた経験もある社長
- スーパーの軒先を借りて八百屋を開いて店先で声を張り上げていた社長
お二人とも実際に何も無いところからスタートし、資金繰りに窮して倒産しかけたり、社員や取り引き先、銀行にまで裏切られたりと地獄の手前を見ています。
それも何度も。
しかし、今やお二人とも売上高は50億を超える地元優良企業です。
「もうダメかもしれない」という最悪の事態が頭から離れなくなった時の気分は、自分自身そのものと財産がこの世から消えてしまうほどのダメージを味わった人しかわからないでしょう。
そんな社長の苦労はやがて人間力として人柄に備わり、お金に厳しくとも、人の苦労がわかる奥の深い人間性を手に入れる方もいます。
社長は、創業期の苦労やその後の数々の危機を自らの力で乗り越えたことを決して忘れることはありません。
自身が経験した本当の苦労のことは誰もわからない、誰もわかろうとしてくれないことがもどかしくて仕方ありません。
おそらく一番身近で見てその苦労を知っているのは、その時の社員よりも奥様でしょう。
私は社員として社長に支える方には、ぜひ、創業社長の苦労話を聞いてもらいたいと思います。
あなたは、このような凄まじい経験がある社長との縁が生まれて、入社することになるというのを忘れないでください。
当社がご紹介する企業は、社長とも面談を行って社長のお人柄やストーリーも把握した企業ばかりです。ですので、あなたのご経歴などが求人とマッチするようでしたら、自信を持ってご紹介させていただきます。
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