40代・50代で後継者・事業継承の問題を解決できる人材の特徴

海老です。

40代・50代で転職を目指すなら、会社のNo.2の役職を狙いましょう。なぜなら、社長の高齢化で後継者問題を抱えている企業が多いからです。

3/22(月)の日本経済新聞の朝刊39面に当社が後継者をご紹介(=事業承継をご支援)した岡田建具製作所様が、まさにNo.2のポジションを求めていた社長からのご依頼で、事業を引き継ぎ社長に就任した事例です。

目次

とにかく人材が足りない

当社では事業承継を前提とした人材紹介を行なっており、最近お問い合わせの件数が増えています。おそらく原因は1つだけでしょうね。

他でもありません。

社長、とりわけ創業社長の高齢化が進み、多くの中小企業で後継者の問題が現実味を帯びてきたからです。

実は表に出ていないだけで、後継者問題を抱えている中小企業はすごく多いです。

しかし、この問題が顕在化している企業だとしても、転職者であるあなたが、おいそれと「私に任せてください」と後継者に名乗りをあげることは難しいでしょう。

その理由は、経営経験という大きな壁ももちろんありますが、相続の問題や個人負債が関係するからです。

転職が決まり会社に入社する前に見えることには限界があり、ほとんどの企業には表面化していない腰が引けるような重い問題が潜んでいるものです。

それに怖気づくことなく、やり切る精神力も持っている方はどれほどいるでしょうか?

加えて、負債を抱えてまで、社長を引き受けるなどという貴徳な人は、滅多に現れないでしょう。

だからこそ、現実的なポジションとして、まずはNo.2のポジションになるべきなのです。

ある調査によると、4分の1の社長が右腕と呼ばれる人材が社内にいないと答えています。

このことからも、あなたにマネージメント経験が充分にあるのであれば、目指すべきポジションはこのNo.2で、社長の右腕として活躍することです。

No.2、社長の右腕に求められる仕事とは

社長の4人に1人は右腕の存在がいないと書きましたが、もしかしたら残りの4人に3人も今の右腕の仕事ぶりには満足していないかもしれません。

では、No.2には一体どのような働きが求められるのでしょうか。

「入社したら社長を支えればいいんでしょ」などと、あなたは簡単に考えていませんか?

当社は、適切な人材を管理職や将来の社長候補である経営幹部をご紹介するために、経営幹部の紹介をご希望される会社の社長様と綿密な面談を行います。

そこで、社長の理念やお人柄を理解するために、たくさんお話を聞かせていただきます。

なぜか…それは、No.2は絶対に社長と同じ方向を向いている必要があるからです。

これを少し詳しく書くと、社長を尊敬でき、会社の理念、目標と達成までの過程の取り組みについて共感できることが求められます。

ということで、No.2が必要な要素は、

  1. 社長を尊敬できるかどうか?
  2. 社長の、会社の、取り組み方に納得できるか?

の2点です。

このどちらかではなく、2つを併せ持つことができて、初めてNo.2の具体的な仕事に入ることができます。

No.2、社長の右腕とは、社長と一心同体

社長と同じく会社の内外に向き合う仕事ですから、気持ちがブレてしまうようでは務まりません。

もしあなたがブレていなくても、社長の気持ちがあなたがブレているのではないかと感じたら、それは関係の危機、会社の危機になるということです。

No.2は、社長とベクトルを合わせ続けることのできるバランス感覚のある方ということになります。

当社には、No.2を求める会社の社長さんからのご相談が多く寄せられています。あなたの経験や考え方を必要とされている社長さんがいらっしゃるかもしれません。

ぜひ一度ご相談ください。

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