海老です。
「転職をする」ということは、転職先の会社から選ばれる人になる必要があります。
そして、会社に選ばれ、入社して、社員になるということは、会社のために貢献しなければなりません。会社に貢献したからこそ、その見返りとして給料を定期的にもらうことができるのです。
転職して社員になる=会社に選ばれる
高校や大学を出て就職する時もそうですが、ある程度の経験を積んだ方の転職においても、ほとんどの会社が採用を決定するまでに複数回の面接を行います。
当たり前のことですが、会社は業績に貢献する可能性がない人は絶対に採用しません。
そして、社員として採用したくないもう1つの要素を持っているかどうかを見極めたいと考えています。
だから、採用を決定する前に何度も面接するのです。
採用したくないもう1つのタイプとは
それは、言葉は悪いのですが、あとあと面倒なことになりそうな人です。
面接で、
- 義務や責任より権利ばかり主張する
- 裏表がある
かどうかなどをチェックしています。
もちろん面接だけで全て見抜ける訳ではありませんが、「すぐに辞めそうだな…」とか「優秀そうだけど、入った後に面倒くさそうだな…」とか、細かい部分まで確認しているのです。
会社には複数の社員がいて、いろいろなバランスを取って仕事をするところです。
特に、中小企業の場合は、小さなバランスでもそれが崩れてしまうと修復することは大変なことですし、「人」の問題となったら、どこに問題あるとは決めつけられないことが多いものです。
すなわち、40代以上の転職で求められるものとは
最初に会社の社員となることは会社の業績に貢献することだ、と書きました。
確かに、最もわかりやすい貢献は、「業績アップにつながる活躍」でしょう。
が、経験と実績を積んできたあなたの場合、会社の歪みを見つけて修復し、会社全体のバランスを取り、社内の雰囲気を良くすることも、会社に対しての大きな貢献と言うことができます。
期待されて入社するのですから、貢献というポイントを拡大解釈して、広範囲にわたる責任感を持ってください。
ここからは、社長の本音です
社長を経験してみると、社員に毎月給与を払うということの大変さを痛感します。社員の給料だけでなく、毎月の請求書…もう見るのも嫌です。
コロナ禍で売上げの激減した飲食店も、社員には働かなくても給与を出さなければなりません。小さな会社の場合は、社長はの自腹、あるいは銀行借入で凌ぐしかない時だってあります。
社員として採用されたら、給料がもらえることに感謝の気持ちを忘れてはいけません。
もし「会社が社員に給与を払うのは当たり前だ!」という思考をお持ちなら、あなたは逆に社員には向きません。
社員は、給料をもらいながら、会社の仕事を通して自分を成長させることができる
この状況に感謝の気持ちを持ちつつ、会社に最大限の貢献をすることがオンリーワンの人生を手にするための秘訣であると、私は考えています。
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