- 自分とは何か?
- 自分は何をしたいのか?
- 自分は何をすべきなのか?
- 自分はどう生きたら幸せなのか?
前回は、マイリレーションマトリックスという方法をお話ししました。いかがでしたか?
願望を100個書き出す
この方法、最新著書「働かない『働き方改革』でいいのか?」でも書いた自分探しの方法です。
毎日、自分のやりたいこと、行きたいところ、なりたい自分のイメージ、欲しいものなどの自分の願望を100個書き出すということです。これを一週間続けるのです。
なかなか100個書けないという方が多いのですが、毎日同じことを書いてもいいし、必ずしも数に拘らなくて結構です。
ルールは3つだけ
- お金が欲しいというのはダメ。
- あまり考えずに短時間で書く。
- 書いたものを誰にも見られないようにする。
3つ目が特に重要で、誰かに見られるという意識はせっかく潜在意識と会話を試みているのに、台無しにしてしまいます。
一週間書き続けて最後の日に何が書いてあるのでしょうか?
それがあなたの潜在意識との会話のポイントなのです。
そして、自分探しの方法、三番目の方法もご紹介します。
係累からの自分探し
この方法は、「係累からの自分探し」の方法です。
ちょっと聞き慣れないというか、たぶん私以外にこの方法を話している方はいないのではないかと思います。
少しくどい説明が必要ですが、お付き合いください。
係累とは
今あなたがこの世の中に存在しているのは、間違いなくあなたの両親の存在であり、その両親はまたその両親の存在と、誰にも永遠に続く係累があります。
それは、二つの大事なことを永遠に受け継いでいるのですが、一つは言わずとしれたDNAであり、遺伝的な情報です。
私がここで注目しているのは、もう一つのことです。
父親、母親との関係性が人格や人生にどう影響しているか?ということです。具体的には、我が子を父親はどのように育てようとしたか?ということと、あなたがその父親との関係性からどう言う人生を歩んで来たか?ということです。
例えば、
祖父は学歴が無い自分にコンプレックスを持っていたので、あなたの父親には勉強をさせて医者にまでさせた。そして、父親はあなたに自分と同じ道を押しつけて、その反発からあなたは高校をでて働き、今につながる。そして、またあなたは自分の子どもにやっぱり大学を出るように教育するのか、それとも学歴無用の生き方を伝えるのか。
簡単に言うと、このような流れが祖先からずっと続いてきています。つまり、あなたの人生の思考方法は両親から受け継がれたものがあるということに着目するのです。
あなたという人間は、両親の存在無しには有り得ない。そのプラス、マイナスの影響が必ずあなたを作っています。
定年を迎えて、今一度、両親は、自分に何を期待していたのか?そしてその両親がそう考えた背景の祖父母の想いにまで立ち返ってみることは、人生の大きな節目にあたって決して無駄ではないと思います。
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このような状況の中での転職活動となりますので、耳の痛いご指摘などもさせていただくことがあると思います。
そこはお互いに覚悟が必要な部分ですので、お申し込み前にご了承ください。よろしくお願いいたします。