会社に雇われているものとして、定年は大きな人生の区切りです。自分にしかわからない数々の苦労や成し遂げてきたことが脳裏に浮かぶことでしょう。
人生は100年時代を迎えています
今、定年を迎えた60代の方は、このまま行くと男性で約90歳くらいまでの人生を考えていても、なんの不思議もありません。
つまり、あと25年から30年という時間が、あらゆる経験をしてきた社会人の目の前にポンと渡されたようなものです。20年から30年ですから、もう一度新卒で会社に入ってやり直しが効くくらいの時間があるのです。
こうなると、人生の成功があるとすれば、それは「この残された30年をどのように過ごすかにかかっている」と言っても過言ではありません。定年前の仕事は、定年後の仕事の準備期間のようにも思えます。
定年を前にして、定年後の新しい仕事のあてができている人もいるでしょう。もちろん、仕事は一切辞めて趣味や好きな事を楽しみ、悠々自適に人生を過ごす方もいます。
しかし、多くの人は定年後をどのように過ごすかを決めていないのではないでしょうか?
自分が何をやりたいのかわからない人に向けて、何回かに分けてどうすれば定年後の自分と向き合えるのかを書いてみたいと思います。
定年後の自分との向き合い方
- 自分とは何か?
- 自分は何をしたいのか?
- 自分は何をすべきなのか?
- 自分はどう生きたら幸せなのか?
こんな疑問が起きてくるのはきっと定年が近くなったサインだと思います。
「今までの自分の人生は概ね満足しているとしても、それは必ずしも自分が本当に望んで目指したものでもない。本当は、若い頃から別の道を歩みたかったとか、あるいは逆に仕事を通して成長してきた自分が改めて何ができるか」を考えてみたいという気持ちがどこかにあるのではないでしょうか?
自分のやりたいことを見つける方法
自分のやりたいことを見つける方法はいくつかあります。
1つは、マイリレーションマトリックスと私が名付けた自分探しの方法です。
これは、縦横のグラフ(5本線づつで合計25マス)の真ん中を自分として、右手上に仕事でできること、右手下にその人脈、左手上に趣味や得意なこと、好きなこと、その下にその人脈を書き入れるだけのシンプルな表です。
つまり、自分を中心に右側はビジネス、左手は、プライベートなことが並び、同時にその人脈も見えますから、自分の全体像がわかります。
それを眺めてみてください。あなたがどんな人間なのか改めてわかるはずです。
さらに、おすすめしたいのが、その自分の全体像の概念をブレイクスルーする方法です。
先程の表をハサミでマス毎に切り取り、並べ替えてみるのです。
思わぬ人と人の接点や、仕事と仕事の結び付きが見えてきます。
なお、このマトリックスは、先程はできる仕事と興味のあるプライベートなことを書きましたが、それをやってみたい仕事や新たにチャレンジしたいことに変えてもいいと思います。
ぜひ、一度試してみてください。
転職を私たちのところにおまかせいただければ、マトリックスを描くところからサポートいたします。
海老一宏が推奨
あなたにぴったりの求人情報
中高年の転職はアクティベイトにおまかせください
私たちが、あなたの転職を全力でご支援いたします。
このような状況の中での転職活動となりますので、耳の痛いご指摘などもさせていただくことがあると思います。
そこはお互いに覚悟が必要な部分ですので、お申し込み前にご了承ください。よろしくお願いいたします。