厳しい環境に置かれている中高年

海老です。

現在50代の方の会社での居心地は極めて良くないと感じます。

おそらく過去この国で経験したことのない厳しさではないでしょうか？

厳しい状況をどのように突破するか

10年ほど前から日本は人口減少により、生産年齢人口が減少するため、家庭にいる女性の活用と中高年の活用でその不足を埋めようという話がありました。

「中高年が経験を活かして大活躍できる時代が来た」と私も思っていましたが、実際にはそうはなっていません。

なぜなら、コロナ前から始まったデジタル化を推進する機運に加え、そこにコロナ禍で急速に変化した仕事の環境が、中高年の経験を必要としていないからです。

コロナ禍の不便がようやく解消されようとしています。

しかし、経営者の目線はさらに先を見据えており、新しい環境に対応できる若手の採用を明らかに重視しています。

人手不足ではあっても、社内で足りない人材は管理職経験者ではある。
しかし、そのポジションはITの苦手な人では難しい、かえって職場を混乱させる。

こう思われているのでしょう。

とはいえ50代の方も年金問題などもあり、まだまだあと10年、20年と働かなければなりません。

では、いったい何を得意技として仕事を続けるのか。

いくつかの可能性がありますが、そのひとつは中高年が過去の会社生活で身につけた人間関係を重視した会社の統治への貢献です。

私の著書『40歳からのサバイバル転職成功術』にそのヒントが詳しく書いていますのでご興味ある方はご覧ください。