海老です。
40代、50代…いくら社会人経験が豊富な中高年といえど、転職で新しい会社に入った場合、新卒で入社した時と同じように、「試用期間」が多くの会社では設けられています。
通常は3か月、長くても6か月が一般的ですが、中にはそれ以上の期間、例えば、入社後1年間は契約社員での雇用契約を提示しているところなども見かけます。
その試用期間で、
- 勤務態度
- 期待される成果を上げられなかった
という場合に加えて、
- 社長を含めて社員との関係がうまくいかない
などの場合には、雇用が見直されることがあります。
酷な話ですが、試用期間で終了してしまった方を何人も見てきました。
試用期間で社長はどこを見ているか
法定な解釈が必要にはなるものの、ダメ社員を継続して雇う会社は、残念ながら世界中を探しても皆無でしょう。
では、中小企業の社長は、優秀な社員を雇用した場合、特にどこを見ているのでしょうか?
1つは、現在の会社の状態、例えば人間関係、商品・サービスのレベルなどを受け入れて、自分のものにして、前向きに仕事をしているかどうかです。
ここで、「あれがだめだ、これがない、こうして欲しい」などの文句がすぐに出てくるようだと社長は成果よりも今後の人間力に不安を感じてしまいます。
ある社長から聞いた印象的な言葉
ある社長から、このような相談を受けました。
「海老さん、入社して数か月の大変実績のある営業部長が、『部下を全て入れ替えてくれ』と言ってきたんですよ」と。
その営業部長の言い分は、「こんな部下では実績が出ない。それを自分のせいにされたのでは堪らない」ということです。
私は、「本当にその部長が優秀なら、今の部下で成果を出す努力を徹底的にするはずです。未来はわかりませんが、今やれることを全てやっていくのが優秀な人です」と、その社長にお答えしました。
さて、試用期間中に社長が見ているもう1つのこと。これは、今の私のアドバイスにも関連します。
もう1つは、社長が期待していること以上に仕事に取り組んでいるかどうかです。
確かに、成果というのは、時の運が関係する部分もあります。しかし、それは社長もわかっています。
ここで理解して欲しいのは、その取り組み方が社長の期待をいい意味で裏切るということです。
つまり、継続して雇用が決まる人・転職が決まる人というのは、いい性格をしていて人に好かれ、仕事の本質をすぐに見極めて社長の期待以上に仕事に取り組んでいる人ということです。
私たちは、仕様期間を含めた転職活動のご支援をしております。
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このような状況の中での転職活動となりますので、耳の痛いご指摘などもさせていただくことがあると思います。
そこはお互いに覚悟が必要な部分ですので、お申し込み前にご了承ください。よろしくお願いいたします。