海老です。
これも大企業病の一種なのかも知れませんが、とにかく細かいことまで自分の思い通りにならないと気が済まない方がいます。
転職活動の交渉で何かと細かく、自分主導で思い通りにならないと気がすまないようです。このようなタイプは、転職活動をされている大企業の中堅社員に時々見かけます。
気にしたくても気にしてはいけない2つのこと
1つ目は「求人の条件や内容」です。
日本企業、特に中小企業への転職では、「求人情報を含めて、何から何までこと細かに決められている」ということは、実はめったにありません。
中途採用をしているという会社の方が珍しいので、「きちんとした求人票を準備できない」、「誰が来るか分からないから年収すら確定していない」など、採用する側の課題もあります。
細かく決められない理由は、幹部クラスなどを外部から採用した場合、今の会社の人事給与制度に合わない可能性もあるからです。
また、そもそも、きちんとした求人票になっているか分からないので、どんな人が応募してくるかがイメージつかないということもあるからです。
- 社長の後継になりそうな人なのか?
- マネージャークラスなのか?
- 一匹狼的なのか?
- 社長や社風との相性はどうなのか?
- 現在年収と希望年収はどうなのか?
など。
まずは会ってみてから判断して次を決めようと考えている会社が多いのです。
確かに、本来はきちんと求人を社内で決めてから進めなければなりませんし、それが正論です。
ワーカーレベルの採用ではこういうことはありません。しかし、幹部に近い採用をするケースだと、頻繁に起こることだと覚えておいてください。
2つ目は「企業側の採用スケジュール・選考のスピード感」です。
「書類を応募したのに1週間経っても返事が来ない。」とイライラしてしまい、企業に問い合わせたり、人材エージェントに連絡をしてくる人がいます。
このようなことがあると、本人も余計なストレスばかりかかるし、結果的に企業からは細かすぎて社風に合わないと断られてしまいます。
「中小企業は、大企業とは違う」という話は、前の記事でも書きました。
人材紹介のエージェントもやりにくさを感じるような方は、積極的に情報提供をしづらくなりますから注意してください。
弊社のデータベースに載っている会社に対しては、会社の特徴や社長の個性についてもお話しすることができますので、下記より興味のある会社さんを探してみてください。
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このような状況の中での転職活動となりますので、耳の痛いご指摘などもさせていただくことがあると思います。
そこはお互いに覚悟が必要な部分ですので、お申し込み前にご了承ください。よろしくお願いいたします。