海老です。
非現実的な方法でしかアドバイスができないのか、アドバイスしないのかわかりませんが、エージェント/カウンセラー選びが、今後のあなたの人生を左右します。
経営者の右腕になるために…
ある方から、ご相談メールをいただきました。ありがとうございます。
この方は、経営者の右腕として働きたいという夢をお持ちのとのこと。ミドル世代の方が夢を追いかけている姿、私も心を打たれます。
3年ほど前から転職サイトにいくつか登録し、スカウトを待つというスタンスで活動しています。 本州からのスカウトはいくつも貰えるのですが、どれもピンときません。部品メーカーの工場長などです。
本題はここからで、転職に向けて帆走してくださる方を探してます。
こうなったら自分で探すしかないと思い、あるカウンセラーに相談しましたが、
・毎週金曜日に30社に職経歴書を送る、翌週火曜日直接社長に電話を掛ける。
・人材紹介業のHPのアドレスに毎週20社自分の売り込みメールをする。非現実的な方法であるため並走する形で手伝ってもらえないかと言ったところなしのつぶてです。
ご相談のメールから(原文のまま)
最近ではキャリア論など学術的な支援を行うところもあるようですが、転職を支援するエージェント/コンサルタントは人生経験がものを言うところが大きいでしょう。
自分が「転職(転職活動)をしたことがあるか」や、「経営者や管理職としてマネジメントを経験したことがあるか」など、その立場での視点の有無により、できるアドバイスの内容が異なってきます。
このようなアドバイスをするエージェント/コンサルタントは、経営者など人材を採用する側の視点が明らかに欠如していると言わざるを得ないでしょう。
かと言って、この方にもちょっとお伝えしたいことが…
「社長の右腕になりたい」と言って転職活動をするのは大いに結構です。
確かに、社長直属の部下を募集する案件も、多くはないながらも存在はしています。
しかし、いきなりそのポジションが与えられることはほぼほぼないので、その会社に入った後のキャリアをしっかりとイメージしてから入社する必要があります。
すなわち、ほとんどの会社では、いきなり右腕として採用される可能性は…極めて低いでしょうから、過去にこの記事において、会社のNo.2になる方法をお伝えしました。
そして、オファーが来るのを待つのではなく、自分が働きたいと思える会社を見つけ、その会社(社長)にしっかりと自分の想いを伝えることが大事です。
この点の大切さは、転職マニュアルの中でお伝えしています。この機会にマニュアルを手に入れておいてください。