海老です。
こちらのブログでは、この投稿が激動の2020年の最終投稿です。
気合を入れて長い文章になってしまいましたが、現在のトレンドを踏まえて書いています。
もし、あなたが転職を考えているのなら、集中して読んでください。
では、行きます。
地方への転職がトレンドに
現在の中高年の転職におけるキーワードは、間違いなく「地方」です。
「え?地方???」と思ってはいけません。
今回のコロナ禍で、より一層の注目が集まったと言っても過言ではない地方への移住・転職ですが、もう5年も前からこのトレンドに乗っかって成功している人もいます。
その5年前に、内閣府が地方創生事業としてスタートさせたのが、「プロフェッショナル人材事業」です。
人口流出、高齢化などの課題を抱える地方を元気にする
そのためには、その地方にある企業に人が集まることが必要だと考えたのです。
そして、その企業に最初に入れるべきは、専門性があるプロ人材で、その人材の経験やスキルで企業の体質を強くしていこうという戦略です。
このプロフェッショナル人材事業の実務にあたるのは、私たち民間の人材紹介会社です。
官民が協力した甲斐があって、プロフェッショナルを活用するこの戦略は、見事に全国に浸透しました。
事業が始まってから、すでに約1万人の方が、この事業で入社(転職)を果たしています。
地方で仕事を求めるという動きは、コロナの影響で一気に加速しました。「地方」が、転職の大きなポイントになっているのです。
コロナの影響が長期化するにつれ、テレワークは問題がありながらも、徐々に定着しつつあります。
テレワークが可能な場合、ワークライフバランスを考えると、地方で家族と過ごすことで心の満足が得やすくなります。
地方企業に転職して、後半の人生を豊かにし、オンリーワンライフを目指す。
このように考えをシフトしていくことも、中高年には大切なのではないでしょうか。
地方の中小企業はあなたを求めている
これからの地方の中小企業は、国の施策とコロナの影響により、間違いなく激動の時代を迎えます。
残念ながら、弱い中小企業は、淘汰の時代に立ち向かい、何とかして生き残るしか道はありません。
しかし、このコロナ禍で勝ち組に入ったように見える中堅企業であっても、その実態は体制がまだまだ整っていないところがほとんどです。
今後、中小企業は、大企業で当たり前の「会社の骨格を作る部門」での仕事のニーズが高まってきます。
例えば、情報システムであり、人事労務であり、経理財務、経営企画などです。
これらの部署は、ほとんどの中小企業には組織がありませんので、この辺の仕事の経験が深い方は、地方での転職のチャンスは広がっているはずです。
逆に、中小企業にはほとんど存在せず、主に大企業しかない部門の経験しかない方々などは、苦戦するために職種転換の努力が必要となるでしょう。
地方企業を目指すのでしたら、まずは職種の経験について洗い出し、求人情報がある中小企業と照らし合わせてておく必要があります。
大変革期に活躍する中高年の特徴とは
これから地方の中小企業は、間違いなく大変革期を迎えます。この時代を生き抜くために、地方の中小企業は、どのようなことを行っていくべきなのでしょうか。
私が提案するのは、
- 会社の屋台骨となる管理系の構築や強化
- 今ある事業の再構築
の2つです。
大変革期ということは、土台がしっかりしている会社が生き残りやすくなるので、土台を作ることのできる中高年に活躍の場が出てきます。
おそらくこれまでと同じやり方や市場では、もう限界がきているはずです。
営業マンを増やすとか、今までの広告費を増やすなどではなく、事業の仕組みを変えたり市場を変える必要があります。
これは、生産現場でも同じです。
新たな市場への製品の開発や、今までは難しいことにもロボットの導入などを進めていくことになります。
こういった場面で、中小企業はノウハウや人手が不足しているので、リーダーシップを発揮できる人材を求めているのです。
社長を支えられる存在になれ
根本的に地方の中小企業には、「人材不足」という問題があります。
また、今まではなんとかやりくりしてきましたが、これから襲ってくる大変革期、淘汰の時代は、今の人材だけではおそらく乗り切ることは難しいでしょう。
これらから考えても、地方企業への転職はこれから間違いなく1つのトレンドになって行くしかありません。
今年になり、私のところに、中小企業から「新規事業を考えて欲しい」という依頼が増えています。
- 社長が10年先を見る必要がある
- そして、10倍の付加価値を考えてみる
社長のスタートは、ここからです。
今の事業から新しい事業を生み出すことは、凄まじいパワーが必要です。かなり多くの資金が必要ですし、今いる社員から反発もあるはずでしょう。
仮に新規事業に取り掛かったとしても、長期間成果が出ないと社長の気持ちも揺らぎます。こうしたことに対処できる社員は、社内には見つからないことが多く、外部から採用となるケースが多いのです。
転職希望者が年末年始で取り組むべきこと
来年の春(4月)は、心機一転で新しい職場で迎えたい
このような気持ちでいる人は、今から活動を開始すれば、まだギリギリ間に合います。しかし、すでにギリギリのタイミングですから、1分1秒も無駄にはできません。
ですので、この年末年始で、以下のことをしっかりと行ってください。
- 自己の棚卸し
- まずは自分の思ったように職務経歴書・履歴書を書き上げる
- 弊社求人データベースで興味のある仕事を探してみる
- 求人の職種に合わせて職務経歴書を編集してみる
- 弊社求人データベースからエントリー(書類を送信)する
ここまで頑張っていただければ、年明けすぐに面談を行うことができます。
まずは地方企業の実態をもう少し詳しく知りたいのなら、お気軽にお問い合わせください。
今年の年末年始は、帰省も難しい状況にある人も多いでしょう。のんびりとして正月を迎えるのも悪くないですが、あなたの人生を変えるきっかけになる年末年始かもしれませんよ。
あとは、あなた次第です。一緒に頑張りましょう。
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このような状況の中での転職活動となりますので、耳の痛いご指摘などもさせていただくことがあると思います。
そこはお互いに覚悟が必要な部分ですので、お申し込み前にご了承ください。よろしくお願いいたします。