コロナ禍の転職に必要な◯◯意識

海老です。

とても珍しいことですが、先日とある会社の転職面接に立ち会いました。

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コロナ禍の転職に必要なのも、転職後に必要なのも…プロ意識

あなたが転職活動をしていたとして、私からある企業を紹介されました。

すると、少なくともあなたは、その会社のホームページやネット上の評判くらいはチェックするでしょう。

ホームページを隅から隅までしっかり読んだ、あなた…残念です。どんなに頑張ってホームページを読んだとしても、この程度の熱意では転職に対する想いが足りないと言わざるを得ません。

自分が入社するかもしれない会社がどんな会社か、どのような課題を抱えているのかと興味を持たないのであれば、もはや日常的な思考の問題かもしれません。

先日立ち会った面接の話

その方にご紹介した企業は、ある食品メーカーでした。

その方(候補者)は面接の日までに販売店を複数訪問し、その企業のものだけでなく、競合他社のライバル品も合わせ、かなりの数を試食していたのです。

さらに、面接の場に自分が食したものの一部を持参し、企業の面接担当者に質問までしていたのです。

このような姿勢で面接に臨まなければなりません。

今までの経歴から出てくる「プロ意識」に加え、これから働くことになるであろう会社ではどのような「プロ意識」が求められているのかを知る必要があります。

自分が面接でどう話すかも大事ですが、企業へもっと関心を、もって事前に調査をして欲しいと思います。

働き方改革でも求められるプロ意識

コロナ禍では、働き方改革が一気に推し進められた感じがあります。中小企業には、本当に大きな負荷がかかっています。

中小企業の中には、年間休日が100日に満たないところがまだまだ多くあります。

働き方改革法案では年間5日の有給取得の義務化がされましたが、まだまだ慶弔などの特別なこと以外は取れない雰囲気で仕事をしている方も多いでしょう。

「この仕事は自分がやなければならない」

なかなか休みが取れない環境の中で仕事をしている人の多くは、プロ意識と責任感を持っています。

一方、年間休日が125日もあるとすると、計算上は三日に一度以上の休みがあることになります。このような勤務では、果たして責任感があるのかどうか…ということをどうしても考えてしまいます。

働き方改革で休日が増え、労働時間の減少傾向が続く中で、多くの中小企業経営者の心配の種になっています。

働き方改革の目指すところは、休みが多く&労働時間は短く、けれども、生産性をあげてそれをカバーすということです。

これを実現するには、仕事の責任感を今まで以上に持つ一人一人の社員がいなければなりません。でないと、この働き方改革は確実に失敗します。

短い労働時間で、プロ意識と責任感を持って会社に貢献する覚悟を持つことが必要なのです。そして、これが当たり前になった時に生産性は上がり、本当の働き方改革が実現したことなります。

これから転職される方も、退職していて探している方も、改めて仕事へのプロ意識をもう一度確認しておきましょう。

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