中高年は「キャリアカウンセリング=人間ドック」と心得よ

海老です。

間もなく新年度ということで心機一転で職場環境が新しくなったりする人もいらっしゃるのではないでしょうか。

私が、キャリアカウンセリング=人間ドックという理由

40代以上の人は、人間ドッグを受診するのと同じく、定期的にキャリアカウンセリングを受けておくことをおすすめします。

なぜなら、

キャリアは身体の病と同じで、もっと早く相談に来ていただけたら、もっと早く決断したなら、異なる道を進むことができることが多い

からです。

一流企業の部長職で活躍されているSさん(45)は、昨年の夏頃にキャリアカウンセリングでお越しになりました。

「今の仕事やポジションの漠然とした不安や疑問で、仕事に本気で取り組めない」とのこと。

お話を要約すると、

近いうちに転勤を伴う仕事のローテーションがあり、場合によっては海外勤務もあり得るとのことで、自分が突き詰めたい仕事ができなくなる可能性が大きく、この会社にいる意味が見いだせなくなってきた

ということでした。

キャリアは常に2つの選択肢で考える

仕事内容について深くうかがっていくと、このSさんの仕事は他社でも人材を求められているだろうと確信し、2つのアドバイスをいたしました。

  1. 転職をするとしたら、どのようなスキルをどのようにアピールすればいいのかを考える
  2. 転職せずに今の会社に残る決断をするのであれば、どのような意識をすればいいのか考える

Sさんは大変優秀な方で2つのアドバイスの意味をきちんと理解し、アドバイスを元にしっかりと紙に書いて理解・行動しようとしていました。

キャリアカウンセリングを活かすために

とても重要なことですが、せっかくキャリアカウンセリングをしてもその場の会話の言葉だけで持ち帰ってしまうのはお勧めできません。

きちんと要点をメモに取り、その後の自分自身のフォローをすることをお勧めします。

Sさんはキャリアカウンセリングの確認とその後の推移の報告メールを何度も送っていただき、転職を決断して転職活動をしました。

客観的な視点から「見えていない自分」を知る

キャリアカウンセリングで仕事に何を求めているかが明確になったSさん、転職先での年収は下がったとのこと。

それでも、新しいミッションに向かって、忘れていた「やりがい」を感じ流ことができる毎日でとても充実しているとご連絡をいただきました。

キャリアカウンセリングで客観的にアドバイスをもらい、それによって自分を見つめ直し、新しいキャリアに転身する決断ができたと、Sさんには大変感謝していただきました。

キャリアカウンセリングでたくさんの方にお会いして思うのは、身体の病と同じでもっと早く相談に来ていたらと思う方がとても多いということです。

極論ですが、出世の道が閉ざされてからキャリアを見直すより、いつも自分に何が足りないのか、どのような選択肢があるのかを考えてください。

ご自身だけでは難しいと思いますので、毎年とは言いませんが、2年に一度は、キャリアカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

客観的な視点でのアドバイスは、きっとあなたに新たな気づきを与えるはずです。

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